前回、目の疲労(目の緊張)を取ることが、腰痛や肩こりなど全身の不調改善のキッカケのひとつになることをお伝えしました。
今回は、眼精疲労に対するセルフケアをいくつか紹介します。
1.パーミング
やり方:手を擦りあわせて、手のひらの窪みで目を覆います。時間は2~3分程。
手のひらは気やエネルギーが出ると言われていますし、覆っていると温かく心地よく感じられると思います。
2.目玉つまみ
やり方:三本の指(親指、人差し指、中指)でまぶたの上から目玉をつまむように軽く触れます。
2~3分程触れているとまぶたの向こう側で、目玉がうにうに動いているような、触れている三本の指がうねうね動きたがっているような、不思議な感覚が感じられるかもしれません。
ちなみに私は薬指も含めた四本の指でつまむこともあります。
3.前頭骨リフト バージョン2
『前頭骨リフト』で検索すると、おでこを覆うようにペタペタ指を当て、前方向におでこを持ち上げる(引き出す)イメージのものが出てきますが、今回は別バージョンの前頭骨リフトです。
やり方:眉毛の内側から外側に向かって、親指(別の指でも可)を滑らせていきます。
眉毛を越えた辺りでコメカミより上の辺りで、指がスポッとはまる感じのところがあります。
左右のその場所に指を軽く軽く当て、前方向に引き出すイメージをもちます。
実際に引き出すのではなく、前方に意識を持ってくる感じでじゅうぶんです。これも2~3分。
それほど難しくないセルフケアです。実際に施術でもつかっている手技ですので、気が向いたら体調などに注意しながらお試しください。
気分が悪くなるようならすぐに止めてください。
1,2はやり易いので、寝つきの悪い時などにもお試しください。